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インフルエンザA(H7N9)のリスクをどう考えるべきか ―押谷仁教授からのメッセージ2013―(第二報)

 現在、話題の新型インフルエンザにつきまして、大学院医学系研究科の押谷 仁教授よりメッセージがございます。


 中国で3月末に鳥インフルエンザA(H7N9)の人での感染が初めて確認されたが、その後も相次いで感染者が報告されており、4月22日現在で100名を超える感染者が確認されている。人から人への感染が否定できないような例も報告されているが、現時点では人から人への感染が起きているとしても限定的で直ちにパンデミックが起きる状況ではない。しかし、ウイルスの遺伝子解析の結果、このウイルスはすでに人に対して適応しつつあるウイルスであることも示されており、今後パンデミックを起こすリスクはあるウイルスであると言える。もし、このウイルスがパンデミックを起こした場合には2009年のH1N1によるパンデミックよりも大きな被害が起こる可能性もあり、対応を十分に考えておく必要がある。

 (詳細につきましては、下記リンク先のページに掲載しております。)

 

 

[問い合わせ先]
医学系研究科・医学部広報室
pr-office*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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