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一次繊毛形成に関わる新しいシグナル経路を解明

 東北大学大学院生命科学研究科の千葉秀平助教と水野健作教授らの研究グループは、タンパク質リン酸化酵素NDR2が一次繊毛の形成に関与することを明らかにし、一次繊毛形成に関わる新たなシグナル伝達経路の解明に成功しました。一次繊毛は、細胞表面に存在する非運動性の繊毛で、細胞が外部環境を感知するためのアンテナのような役割をしており、その形成不全は、嚢胞性腎疾患、網膜変性症、内臓逆位など繊毛症とよばれる疾患の原因となることが知られています。今回の研究成果はこれらの疾患の病因解明につながることが期待されます。研究成果は3月20日発行のThe EMBO Journalに掲載されました。


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<お問い合わせ先>
東北大学大学院生命科学研究科・情報伝達分子解析分野
教授 水野 健作(みずの けんさく)
電話番号:022-795-6676
Eメール: kmizuno*biology.tohoku.ac.jp(* を@に置き換えて下さい)

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