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ITER国際核融合エネルギー機構と学術交流協定を締結

2013年12月24日(火)、東北大学は、日本の大学としては初めてITER国際核融合エネルギー機構(ITER International Fusion Energy Organization)と学術交流協定を締結しました。協定調印式には、里見進総長、植木俊哉理事(総務・国際展開・学術基盤担当)、工学研究科・橋爪秀利教授、金属材料研究所・四竈樹男教授等関係者、ITER機構より、本島修機構長、David Campbellプラズマ制御部門長、西村新マグネット副部長、白尾隆行機構長室長が出席して執り行われました。

また、文部科学省より、藤木完治文部科学審議官、磯谷桂介審議官(研究開発局担当)、坂本修一研究開発局研究開発戦略官(核融合・原子力国際協力担当)等が来賓として出席しました。

調印式終了後に、特別講演会「ITER建設の現状」を開催し、本島機構長、Campbellプラズマ制御部門長、西村マグネット副部長から、それぞれフランスのカダラッシュで建設されているITER計画の現状等について説明が行われました。

今回、学術交流協定を締結することにより、共同研究はもとより、若手研究者育成のための取組を共同で推進することとしています。

ITER計画は、平和目的の核融合エネルギーが科学技術的に成立することを実証する為に、人類初の核融合実験炉を実現しようとする超大型国際プロジェクトです。2020年の運転開始を目指し、日本・欧州連合(EU)・ロシア・米国・韓国・中国・インドの七極により進められています。

 

左:里見総長 右:本島機構長

集合写真

本島機構長ご挨拶

藤木文部科学審議官ご挨拶

 

問い合わせ先

国際交流課 TEL 022-217-5578

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