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災害科学国際研究所の村尾修教授が日本建築学会賞を受賞しました

災害科学国際研究所の村尾修教授(地域・都市再生研究部門 国際防災戦略研究分野)が、2014年日本建築学会賞(論文)を受賞しました。

日本建築学会賞(論文)は、近年中に完成し発表された研究論文であって、学術の進歩に寄与する優れた論文に対して贈られるものです。受賞した「災害対応を考慮した都市・建築空間に関する一連の研究」は、序章と四つの章で構成されています。そして、都市・建築に関する空間論/計画論を災害対応の観点から再構築し、体系化することを目指し、被害抑止、事前準備、緊急対応、復旧・復興という四つの基本局面に応じた都市・建築空間に関するこれまでの一連の研究成果(合計32編の論文と2冊の著書)をまとめたものとなっています(写真)。

本論文の一部をなす都市脆弱性評価や復興過程のモデル構築など定量的な手法の開発に対して、新たな発想と独創性が認められ、また豊富な事例と膨大なデータに基づく緻密な数値分析と記述に対して、学術的価値と社会的貢献が高いと評価されました。

賞の贈呈式は、本年5月30日に行われる日本建築学会通常総会の後に開催される予定です。

表彰業績:災害対応を考慮した都市・建築空間に関する一連の研究(A Series of Studies on Urban and Architectural Space Related to Disaster Management)

受賞者:村尾 修

表彰業績(一部抜粋:目次、論文リスト、著書)

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問い合わせ先

災害科学国際研究所
地域・都市再生研究部門 国際防災戦略研究分野
村尾 修
TEL:022-217-6367
E-mail:murao*irides.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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