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Googleサイエンスフェア in 東北2014 研究発表会が開催されました

東北大学は、「Googleサイエンスフェア in 東北2014」にパートナーとして参画しています。

「Googleサイエンスフェア in 東北2014」は、岩手県、宮城県、福島県の高校生及び高専生が、科学・テクノロジーを楽しみながら自由な発想で世界を変えるアイディアにチャレンジするプロジェクトです。

3県22校54チームの生徒が生物学、工学、物理学などをテーマに、本年5月から研究を進めてきました。本プロジェクトでは、「メンタープログラム」を導入。本学の学部生及び大学院生48名がボランティアでメンターとして参加し、各自の専門または研究テーマに沿って、各チームを1~2名体制で約3か月にわたりサポートしました。

その集大成である研究発表会が、平成26年8月16日(土)に仙台国際センターにて開催されました。

はじめに、高校生及び高専生がポスター発表及びステージ発表を行い、その後本学教授等の審査員により「独創的なアイディアであるか」「科学的な手法を踏まえて、しっかりした研究がなされているか」等の視点で審査が行われました。その結果、東北大学賞、Google賞等が決定し、賞状と副賞が手渡されました。

ポスター発表の様子

東北大学賞を受賞した仙台二高砂山シュミレーションチームのステージ発表

最高賞である「アンバサダー賞」は参加者全員の投票により、福島県立磐城高等学校Plus2チームの「二酸化炭素からプラスチックを作る」に決定しました。

アンバサダー賞に選ばれたチームは、米Google本社及び最先端の研究施設等を訪問するツアーに招待されます。

講評を行った本学総長特別補佐の吉澤誠教授は、「大震災から3年が経つが、被災地は復興の途上にある。これからクリアしていかなければならない多くの問題の中には、諸君のアイディアで解決できることがたくさんあるはず。みなさんが将来復興に寄与する人材へと成長されることを期待しています。」と参加者を激励しました。最後に全員で記念撮影を行い、研究発表会は盛会のうちに幕を閉じました。

福島県立磐城高等学校Plus2チーム
記念撮影

その他の審査結果

東北大学賞
宮城県仙台第二高等学校(砂山シュミレーション)「砂山シュミレーション~斜面崩壊地形地図~」

日本科学未来館賞
岩手県立釜石高等学校(LGH)「最強の防波堤」

審査員特別賞(JAXA賞)
宮城県仙台第三高等学校(細光ランプ)「細光ランプで闇夜を照らす」

Google賞
福島県立磐城高等学校(Plus2)「二酸化炭素からプラスチックを作る」

特別賞
宮城県農業高等学校(しょっかーず) 「被災地におけるそばの有効性の検証と観光地化への提言!」

問い合わせ先

東北大学総務企画部広報課
TEL 022-217-4977

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