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胃癌のリスクを減らすサプリメントL-システインの効果は二日酔い改善だけではない

東北大学大学院医学系研究科消化器病態学分野の飯島克則(いいじま かつのり)講師、前嶋隆平(まえじま りゅうへい)医師、下瀬川徹(しもせがわ とおる)教授らのグループは、アルコール摂取後の胃液中のアセトアルデヒドの増加が、非必須アミノ酸であるL-システイン投与によって抑えられることを明らかにしました。

本研究は、お酒に弱いALDH2不活性型の人でもL-システイン投与により胃液中のアセトアルデヒド濃度を抑制できることを初めて示した重要な報告です。お酒に弱いALDH2不活性型の人が、アルコール摂取による胃癌リスクを認識することや、飲酒時のL-システイン服用を推進することで、胃癌発症予防に貢献すると考えられます。本研究結果はPLOS ONE誌に4月1日午後2時(米国東部時間、日本時間4月2日午前3時)に掲載されました。

L-システイン内服による胃内アセトアルデヒド濃度の変化

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問い合わせ先

東北大学大学院医学系研究科消化器病態学分野
講師 飯島 克則(いいじま かつのり)
電話番号:022-717-7171
Eメール:kiijima*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

報道担当

東北大学大学院医学系研究科・医学部広報室
講師 稲田 仁(いなだ ひとし)
電話番号:022-717-7891
ファックス:022-717-8187
Eメール:hinada*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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