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超極細チタン酸ナノワイヤーの作製手法の開発 -優れたストロンチウムイオン吸着能-

東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の浅尾直樹教授の研究グループと同機構の中山幸仁准教授の研究グループは、チタンアルミ合金をアルカリ水溶液(水酸化ナトリウム)に室温で浸漬するという非常に簡便な手法により、極めて細いチタン酸ナノワイヤーを高効率で作製することに成功しました。またこのナノワイヤーはストロンチウムに対して優れたイオン吸着能を持つことを明らかにしました。今回開発されたナノワイヤーは、高機能性触媒材料、ナトリウム電池電極材料、重金属吸着材料など幅広い分野で利用できる可能性があること、そしてこの作製手法は他の金属酸化物のナノ材料化への応用も期待されることから、ナノテクノロジー研究の発展に大きく道を開くものです。
 本研究成果は、米国化学会誌 Nano Lettersに掲載されました。

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問い合わせ先

東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)
浅尾 直樹 (アサオ ナオキ)教授
Tel: 022-217-6165
E-mail: asao*m.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)
中山 幸仁 (ナカヤマ コウジ)准教授
Tel: 022-217-5950
Email: kojisn*wpi-aimr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

<報道担当>
東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR) 
広報・アウトリーチオフィス
Tel: 022-217-6146
Email: outreach*wpi-aimr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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