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黒鉛からグラフェン分散液を作製する簡便で安全な方法を開発―細胞培養の効率化などグラフェンの生物医療分野への応用へ前進-

 東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)のアハディアン助教、末永智一主任研究者、カデムホッセイニ主任研究者らの研究グループは、物質・材料研究機構若手国際研究拠点(NIMS-ICYS)のエスティリ研究員らと共同で、安全で簡単に黒鉛からグラフェンを剥離して水に溶かす技術の開発に成功しました。

 この研究成果は、物質・材料研究機構(NIMS)と東北大学未来科学技術共同研究センター(NICHe)との共同研究であり、2015年4月21日号の「Nanoscale」誌に掲載されます。

図

水中に黒鉛とアルブミンを入れ、超音波処理すると、安定なグラフェン分散水溶液ができた。右の写真と図はグラフェンの透過型電子顕微鏡写真と、アルブミンのアミノ酸残基とグラフェンの相互作用をシミュレーションした結果

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問い合わせ先

<研究に関すること>
珠玖 仁(シク ヒトシ)
東北大学大学院環境科学研究科 准教授
TEL: 022-795-6167
Email: shiku*bioinfo.che.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

<報道担当>
東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR) 広報・アウトリーチオフィス
TEL: 022-217-6146
Email: outreach*wpi-aimr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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