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磁石に電界を加えることでS極とN極が変わる際の摩擦の起源を明らかに-磁気的摩擦の起源に電気的制御により迫る-

東北大学原子分子材料科学高等研究機構の松倉文礼教授、陳林助手、大野英男教授(兼務 東北大学電気通信研究所、東北大学省エネルギー・スピントロニクス集積化システムセンター)は、磁石の磁気的摩擦を電気的に制御することに成功し、その電気的な制御を可能としている理由を明らかにしました。
 本研究で磁気的摩擦の制御に用いた「電界を加える手法」は様々な磁石の性質を明らかにする手法として用いることができ、磁石を用いた素子の開発とその高性能化にも貢献するものと期待されます。本研究成果は、米国科学誌「Physical Review Letters(フィジカル・レビュー・レターズ)」の7月31日号(オンライン版(7月30日に出版))に掲載されます。

コンデンサ構造に加工した強磁性半導体に正の電界を加えて電気抵抗を高くすると磁気的摩擦が増大、負の電界を加えて電気抵抗を低くすると磁気的摩擦が減少した

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問い合わせ先

(研究内容について)
東北大学原子分子材料科学高等研究機構
教授 松倉文礼  
TEL: 022-217-5554

(報道担当)
東北大学原子分子材料科学高等研究機構 
広報・アウトリーチオフィス 
TEL: 022-217-6146

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