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植木俊哉理事が日露科学技術協力委員会第12回会合に出席

2015年9月10日(木)、ロシア・モスクワで開催された政府間協議である日露科学技術協力委員会第12回会合に、植木俊哉理事が出席しました。

本会議は、科学技術分野における日本とロシアの国家政策についての情報交換を行い、協力の現状と展望につき確認するもので、1993年2月にモスクワで第1回会合が開催された後、数年に1回開催されているものです。

今回の第12回会合では、関係省庁や外郭団体の他、日露交流における主要な大学も参加し、大学間協力の成果や展望につき意見交換を行いました。

植木理事からは、本学が日露学長会議で日本側実行委員長しての役割を務め、日露大学間交流のイニシアティブを取っていることや、ロシア政府が支援するメガグラントリーダーに採択された本学研究者による日露共同研究の動向等を紹介しました。

なお、この会合の後、植木理事はシベリア地域にあるノボシビルスクに移動し、ロシア科学アカデミーシベリア支部(SBRAS)並びにノボシビルスク大学を訪問しました。ともに、本学が昨年採択された文部科学省「世界展開力強化事業」における連携機関であり、SBRASアセーエフ総裁との間では、博士課程学生の交流を目的とした覚書の締結につき提案を行い、ノボシビルスク大学フェドルク学長との間では、大学院生の交流推進に向けた具体的な枠組み形成につき意見交換を行いました。

日露科学技術協力委員会の様子

植木理事による本学動向の紹介

SBRASアセーエフ総裁による歓迎の挨拶

ノボシビルスク大学フェドルク学長(左から5人目)等幹部との面談

ロシア政府によるメガグラントリーダー事業

  • ロシア内外から優秀な研究者を誘致するためのロシア初の大規模な公募型の国際的研究支援制度
  • 招へいされる研究者は、年間4カ月以上ロシアの大学に在籍し、自らが研究室を組織し、ロシア側研究者・学生等を含めた研究チームを指導する。
  • 研究期間は3~5年間、助成金は年間百万ドル規模(約1億円/年、総計3~5億円)
  • これまで160人以上が採用され、日本人は5人であり、そのうち3人は東北大学の教員(川添良幸名誉教授、大谷栄治教授、丸田薫教授)

問い合わせ先

国際交流課
TEL:022-217-4844

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