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公益財団法人中島記念国際交流財団助成によるボランティア・スタディツアーを開催しました

東北大学文学部・文学研究科では、11月7日(土)、8日(日)に留学生29名、日本人学生4名が参加し、ボランティア・スタディツアーを開催しました。
 このツアーは、意欲のある留学生及び日本人学生に対し、被災地でボランティア活動を行う場を提供するとともに、参加した学生が住民と交流することにより、被災地の現状への理解を深めることを目的としています。

7日(土)は岩手県陸前高田市の二又復興交流センターにて「陸前高田被災地語り部」くぎこ屋 釘子明さんにご講演いただき、東日本大震災による陸前高田市の被害状況、避難所の運営などについて学びました。
 その後、釘子さんに陸前高田市内をご案内いただき、震災遺構として保存されている道の駅「高田松原」タピック45や、5階建ての4階まで津波が押し寄せた雇用促進住宅などを見学しました。
 夜は、災害時の行動について考えるゲーム「減災アクションカードゲーム」を通じて、災害による被害を少しでも減らすためにどのように行動するべきか英語でディスカッションし、理解を深めました。

8日(日)は陸前高田市立第一中学校に建てられた仮設住宅を訪れ、清掃ボランティアを通じて住民の方々と交流しました。
 午後からは平泉町に移動し、世界遺産に登録されている中尊寺などを見学しました。

なお、このツアーは『公益財団法人中島記念国際交流財団』からの支援を受けて行われました。

海沿いを見渡せる高台から被災地を見学

減災アクションカードゲーム体験

清掃ボランティア

清掃ボランティア後の報告会

問い合わせ先

東北大学文学部・文学研究科教務係
〒980-8576 仙台市青葉区川内27番1号
TEL:022-795-6004・6005
E-mail:art-kyom*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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