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J-PARCハドロン実験施設で "奇妙な粒子"が原子核の荷電対称性を破る現象を発見

東北大学・高エネルギー加速器研究機構(KEK)・日本原子力研究開発機構(JAEA)を中心とする国際グループは、大強度陽子加速器施設J-PARCのハドロン実験施設で行った実験で、原子核のもつ基本的な対称性である「荷電対称性」が、原子核に「奇妙な粒子」と呼ばれるラムダ粒子を加えることで大きく崩れることを発見しました。

この発見は、ラムダ粒子と陽子や中性子の間にはたらく力の解明にせまる重要な成果です。

この結果は、専門誌Physical Review Letters 115巻 222501頁(11月24日出版)に掲載されました。また、同誌のEditors' Suggestion(注目論文)にも選ばれました。

図1

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

<研究に関すること>
東北大学大学院理学研究科
教授 田村 裕和(たむら ひろかず)
電話:022-795-6454
E-mail:tamura*lambda.phys.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

<報道に関すること>
東北大学大学院理学研究科
特任助教 高橋 亮(たかはし りょう)
電話:022−795−5572
E-mail:r.takahashi*m.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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