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医工学研究科の坪子侑佑さんと武良盛太郎さんが第53回日本人工臓器学会大会の萌芽研究ポスター発表優秀賞を受賞

2015年11月19日~21日に東京で開催された、人工臓器分野の国内学会「第53回日本人工臓器学会大会」において、医工学研究科博士課程後期3年の坪子侑佑さんと博士課程前期2年の武良盛太郎さん(指導教員:加齢医学研究所 山家 智之教授)が「萌芽研究ポスターセッション」において優秀賞を受賞しました。

医工学研究科博士課程後期3年 坪子 侑佑さん(写真右側)
 受賞となった発表題目は「小児用ePTFE製肺動脈弁の弁葉およびbulging sinusが弁機能へ及ぼす影響の基礎検討」です。この発表では、小児先天性心疾患の外科治療に用いられる高分子(ePTFE)製肺動脈弁の設計改良のため、血液循環シミュレータによる医工学評価を行い、改良形状の血行力学的有効性について報告しました。

医工学研究科博士課程前期2年 武良 盛太郎さん(写真左側)
 受賞となった発表題目は「ePTFE製肺動脈弁の弁葉挙動解析の基礎検討」です。この発表では、ePTFE製弁の弁葉に着目した、低圧系血液循環での加速流による弁開閉挙動を評価する試験系の構築について報告しました。

この賞は30歳以下の若手研究者、医師、臨床工学技士、看護師等の演題を対象としたもので、今回はその発表と内容の将来性が高く評価されたものです。

左から、武良さん、山家教授、坪子さん

問い合わせ先

加齢医学研究所
心臓病電子医学分野
TEL:022-717-8517

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