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教育における脳活動同調の共同研究がSI2015優秀講演賞を受賞

共同研究「英語授業における脳活動同調評価の試み」が、計測自動制御学会第16回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2015; 開催:名古屋,2015/12/14-16; http://www.si-sice.org/si2015/外部サイトへ)にて、優秀講演賞を受賞しました。

近年、脳機能の研究は相互作用する人々の間の脳活動の関係性にまで広がり、脳活動が個人間で同調することの機能的意義に関心が持たれています。この共同研究では、実際の教室での英語授業において教師・生徒集団の脳活動を超小型NIRSという装置で同時計測しました。脳活動同調の分析の結果、リズムを用いたインタラクティブな学習促進活動の時には通常の授業時よりも脳活動同調が増すこと、また学習活動への取り組みが強い学級の方が脳活動同調も高くなること等を見出しました。脳活動同調という客観的指標で教育コミュニケーションを特徴付け、学習現場にフィードバックして改善を導くといった応用につながる結果です。

問い合わせ先

加齢医学研究所
ユビキタスセンサー研究分野
野澤 孝之(のざわ たかゆき) 助教
〒980-8575 仙台市青葉区星陵町4-1
TEL:022-717-7988
E-mail:takayuki.nozawa.b5*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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