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有用金属元素を高濃度で含む硫化物チムニーが短期間で成長~人工熱水噴出孔を利用した黒鉱養殖プロジェクトの本格開始~

 国立研究開発法人海洋研究開発機構 海底資源研究開発センターの野崎達生研究員らは、国立大学法人東京大学、国立大学法人九州大学、国立大学法人東北大学、早稲田大学と共同し、2010年9月に行われた地球深部探査船「ちきゅう」による統合国際深海掘削計画(IODP)第331次研究航海「沖縄熱水海底下生命圏掘削-1」において生成された沖縄トラフ伊平屋北海丘の複数の人工熱水噴出孔について、掘削後その直上に新たに生成したチムニーの詳細な記載および全岩化学分析を行った結果、短期間で急成長した硫化物チムニーには、有用金属元素が高濃度で含まれていることを明らかにしました。
 本成果は、英国のNature Publishing Group(NPG)が発行する学術雑誌「Scientific Reports」に2月25日付け(日本時間)で掲載しました。

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問い合わせ先

(本研究について)
東北大学総合学術博物館 学術資源研究公開センター
准教授 長瀬 敏郎
電話:022-795-6652
E-mail:nagase*m.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

東北大学大学院理学研究科(兼)環境科学研究科
客員研究者 山田 亮一
電話:022-795-6658
E-mail:yamadary*geo.kankyo.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

(報道担当)
東北大学大学院理学研究科
特任助教 高橋 亮
電話:022−795−5572
E-mail:sci-pr*mail.sci.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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