本文へ
ここから本文です

石巻にて 旧国立競技場聖火台にバイオメタンの炎を灯す

東北大学大学院農学研究科は、2016年3月6日(日)、石巻市総合運動公園にある旧国立競技場聖火台において、バイオメタンの炎を世界で初めて点灯しました。このバイオメタンによる炎点灯を企画した多田千佳准教授は、東京オリンピック・パラリンピックにおいてのバイオメタン聖火の実現を目指しており、このほど、2020年聖火ランナーを石巻からスタートすることを目標とする石巻市および石巻体育協会らの協力を得て、点灯式の実現に至りました。

石巻の点灯式には、多田准教授を中心としたチーム(東北大学 流体科学研究所ら)によって、バイオメタン聖火の燃焼システムを作製し、精製したバイオメタンは、北海道鹿追町からご提供いただきました。今後は、多田准教授が鳴子温泉で研究してきた「エネカフェメタン」と同様の、住民参加型の小型バイオメタン生産システムを各地に導入する事で、国民参加型のバイオメタン聖火の実現を目指し、石巻市や石巻体育協会らと共に、普及活動および関係各所に働きかけを行う予定です。

バイオメタンで燃える聖火の炎

問い合わせ先

東北大学大学院農学研究科
附属複合生態フィールド教育研究センター
准教授 多田千佳
TEL:0229-84-7395
E-mail:tada*bios.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

このページの先頭へ