この度、平成28年5月2日付けで金属材料研究所の教授に就任したペーター・グリュンベルク教授に、同日付けで「東北大学特別招聘プロフェッサー」の称号を付与いたしました。

グリュンベルク教授は、「巨大磁気抵抗効果（GMR）の発見」により、平成19年にノーベル物理学賞を受賞された、金属人工格子の磁性研究における第一人者です。

特別招聘プロフェッサー制度は、本学の教授に採用したノーベル賞受賞者など国際的に著名な研究者に称号を付与し、所属部局における教育研究活動のほか、その輝かしい業績をもとに、本学全体における教育研究の活性化に資する活動にも携わっていただくもので、平成27年3月に新設しました。グリュンベルク教授は、その第1号になります。

グリュンベルク教授には、特別講演、講義・セミナー等を通した学生教育、若手研究者の研究指導、関連分野の研究者との交流など貴重な活動を行っていただく予定です。

里見総長からグリュンベルク教授に特別招聘プロフェッサー第1号の辞令が交付されました。

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