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通信広域網が途絶した状況においても、継続的な情報サービスの提供を可能にするデータ複製方式を開発

コストを抑えた耐災害情報プラットフォームの構築が可能に

国立大学法人東北大学電気通信研究所、株式会社日立製作所、株式会社日立ソリューションズ東日本は、大規模災害によりインターネットなどの広域網が途絶し、遠隔地にバックアップしたデータが利用できない状況においても、被災地内でデータを保護し、継続して情報サービスの提供を可能にするデータ複製方式を開発しました。
 県や市レベルの自治体地域各所に設置したサーバー24台のうち、同時に被災する可能性の低いサーバー間でデータを複製し合うことにより、50%のサーバーが損壊しても、94%のデータが保護できることをシミュレーションで確認しました。データの消失リスクに応じてデータを複製する数を変えることにより、従来方式と比較して、半分のデータの複製数で同じ量のデータを保護することができます。本技術により、コストを抑えた耐災害情報プラットフォームの構築が可能となります。

コスト・リスク考慮型データ複製方式によるデータ残存割合向上効果(サーバー台数24)

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

〈研究に関すること〉
国立大学法人東北大学 電気通信研究所21世紀情報通信研究開発センター
担当:中村
TEL: 022-217-5062
E-mail: takaki*riec.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

〈報道に関すること〉
国立大学法人東北大学 電気通信研究所総務係
TEL: 022-217-5420
E-mail: somu*riec.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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