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下部マントル深部の地震波速度異常(LLSVPs)を解き明かす鍵

 公立大学法人兵庫県立大学の福井宏之助教は、国立大学法人岡山大学の米田明准教授、国立大学法人山口大学の中塚晃彦准教授、国立大学法人東北大学の鎌田誠司助教、公益財団法人高輝度光科学研究センターの筒井智嗣主幹研究員、国立研究開発法人理化学研究所のバロン アルフレッド准主任研究員らと共同で、下部マントル主要構成鉱物であるブリッジマナイトが、陽イオン置換により弾性波速度の逆相関を示すことを明らかにしました。

 この研究成果は、英国のオープンアクセス科学雑誌「Scientific Reports」において公開されました。

推測される下部マントルの化学的不均一性。バルク音速VBが速く、横波音速VSが遅い地域(地図中赤い部分)が、鉄濃度やアルミニウム濃度が高く温度も高い部分である。数値は最大値。色はTrampert等の研究結果(Science 306, 853-856, 2004)に基づく。
地図データはCraftMAP(http://www.craftmap.box-i.net/外部サイトへ)により作成した。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

国立大学法人東北大学
学際科学フロンティア研究所・大学院理学研究科
助教 鎌田 誠司(かまだ せいじ)
E-mail:seijikmd*m.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

国立大学法人東北大学
学際科学フロンティア研究所 企画部
鈴木 一行(すずき かずゆき)
電話:022-795-4353
E-mail:suzuki*fris.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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