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ジャパン・バイオデザイン2015報告会および2016開講式を開催しました

医工学研究科ジャパン・バイオデザインでは、9月27日(火)に片平さくらホールにて、ジャパン・バイオデザイン東北2015フェロー報告会および2016年度フェロー開講式を行いました。2年目となる本年は、医学系研究科の原陽介さん、医工学研究科の川村文彦さんの2名がフェローとして参加されます。1年目の反省と成果を生かしながら、日本発の優れた医療機器創生のための人材育成を目指し、ますます邁進いたします。

式典では、大学内外からお集まりいただいた方々へ2015年度フェロー3名から10ヶ月間にわたるプログラムの成果報告の後、登壇された先生方から2016年度フェローおよびプログラムへの期待と激励のお声をいただきました。ご祝辞としていただいたお言葉の内容を短くまとめたものを、以下に記載いたします。

里見進総長

東北大学では、建学以来、「研究第一」、「実学尊重」を掲げ、いろいろな分野で世の中に研究成果を発信してきた。本学は、メディカルサイエンス実用化推進委員会のもと、医工学研究科、医学系研究科、工学研究科、大学病院など様々な組織の力を結集して、日々臨床ニーズを研究に生かせる環境を整えている。第2期生の皆さんは、日本の大学で最も本プログラムの実施にふさわしい場所となりつつある東北大学を核に、是非とも第1期生に負けないように良い成果をあげていただきたい。

矢島敬雅理事

本プログラムは、世界的に見ても、先進的で実践的なプログラムと認識している。プログラムの最終目標は起業と聞いているが、万が一失敗した場合も「小さく失敗する」「再稼働可能な形で失敗する」ことを心がけていってほしい。そのためには、資金面および人材の確保のために、良いベンチャーキャピタルを見つけることが大切である。本プログラムを通じて、ベンチャーキャピタル側にも投資したいと思わせるような良き人材に育っていただきたい。

八重樫伸生副学長(病院長)

一期生には、本当に素晴らしい成果をあげていただいた。3、4年前、スタンフォード大学で視察したプログラムの過程が、東北大学で実現されていることを喜ばしく思う。東北大学が、いずれ「日本のシリコンバレー」となるための第一歩だと感じている。大学病院としては、第2期フェローのさらなる発展ため、仕事のしやすい、アイディアの出やすい、企業の方たちと共に歩みやすい環境を今後も提供していくので、頑張っていってほしい。

ジャパン・バイオデザインとは?

ご祝辞を述べられる里見総長

2015フェロー成果報告の様子

2016フェロー抱負発表の様子

フェローと中川講師の集合写真

問い合わせ先

東北大学ジャパン・バイオデザイン事務局
担当:瀬尾 絵利香
TEL:022-717-8588
FAX:022-717-8588
E-mail:edu_promot*bme.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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