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小学生が伝える震災・減災「減災ポケット『結』プロジェクト」活動報告会を行いました

平成29年1月21日、東北大学片平さくらホールで東北大学が取組む「減災ポケット『結』プロジェクト」の報告会が行われました。

本報告会は、『大人も子どももともに学ぼう!じぶん防災行動』特別講座の一つとして開催され、亘理町立荒浜小学校、岩沼市立玉浦小学校、角田市立東根小学校の5、6年生10名が、東日本大震災で受けた被害やその後の復旧の道のり、減災についての自分たちの学校・地域を巻込んでの取組みについて発表しました。

宮城県沿岸の津波の被害が甚大だった地域等に住む児童たちは、東日本大震災当時わずか5、6歳。その小学校生活のほとんどを震災の混乱・復旧・復興とともに歩まざるを得なかった児童たちが、災害の被害は自分たちの備えや行動一つで減らすことができるという「減災」の考え方を、訪れた人たちの心に深く届けました。

「減災ポケット『結』プロジェクト」は平成26年度より開始したプロジェクト。宮城・福島・岩手の全小学5年生を対象に、防災・減災についてのイラストを描いたハンカチ「減災ポケット『結』」を配布、また、それを用いた出前授業を行ってきました。これまでに出前授業を行った小学校は100校以上、配布したハンカチは10万枚を超えており、これからも多くの小学生たちに大震災からの教訓、そして減災・防災の大切さを伝えていきます。

家のすぐ裏でがけ崩れが起こったという児童
斜面の亀裂などの予兆を目の当たりにしたという。

災害の悲しみ・命の大切さを詠んだ自作の詩の朗読
 

発表した小学生のみなさん
原震災復興担当理事、今村災害研所長、『結』プロジェクトを主導する保田助手と。

問い合わせ先

東北大学大学総務企画部 広報課社会連携推進室
電話番号:022-217-5132
E-mail:social*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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