2017年 | 受賞
平成28年度総長研究支援技術賞受賞者について
総長研究支援技術賞は、優れた研究支援を行い研究成果の創出に顕著な貢献があった技術職員を表彰するもので、3月24日(金)にカメイアリーナ仙台(仙台市体育館)で授賞式が行われました。
受賞者、受賞題目及び受賞理由は以下のとおりです。
理学研究科 地震・噴火予知研究観測センター観測技術部
「東北地方太平洋沖地震後の地殻活動に関する観測研究に対する支援」
2011年東北地方太平洋沖地震発生後、困難な状況の中、観測点の迅速な復旧や臨時観測を行い、観測機器やプログラムの開発を行った。これらは本震発生後の地震・地殻変動・火山活動を的確に把握するうえで重要であり、この地震の発生に至る過程や周囲にもたらした影響を解明し減災に役立つ多くの研究成果に貢献した。
薬学研究科 再雇用職員 川村 一善
「有機マススペクトロメトリーによる分子薬科学研究支援」
特殊な測定技術・経験を必要とする質量分析装置の専任担当者として、依頼サンプルの測定、機器の管理・メンテナンスを行うとともに、新規有機化合物の分子構造決定に資する分析結果の提供を通じて、薬学部・薬学研究科における過去42年間に発表されたほぼ全ての有機化学論文・学会発表に顕著な貢献を果たした。
問い合わせ先
人事企画部人事給与課労務管理係
電話:022-217-4822
E-mail:syokuin*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)