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東北アジア研究センター公開講演会「座り方と礼の誕生~東アジアにおける身体技法の歴史人類学~」(5/26開催)

ポスター

古代中国におけるさまざまな座法の中で、跪く姿勢から「拝」という礼が生まれます。中国で生まれた儒教の礼の本質は、身体論的には この「跪」と「拝」に収斂されるともいえます。しかしながら中国では宋代以降、椅子座の生活へと移行し、平座の文化が失われていきます。これに伴い、礼も変質していきますが、日本は平座の習慣を維持しているが故に、礼を維持しているといえます。東アジア世界における座法と礼の変遷について、文献資料と図像資料を交えながら分りやすく解説し、現代の日本人にとって平座の意義を考えます。

日時:2017年5月26日(金)
15:00~16:20

会場:東北大学東京分室

講師:西澤治彦氏(武蔵大学人文学部教授)

入場無料、参加申込が必要です
※5月19日(金)参加申込締切

問い合わせ先

東北アジア研究センター
コラボレーションオフィス
電話:022-795-3619
Eメール:colab*cneas.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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