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新規人工インスリン「セレノインスリン」の化学合成と機能解明に成功 ~体内での薬効が長時間持続する新規インスリン製剤への応用に期待~

東海大学 理学部化学科講師の荒井堅太および同学科教授の岩岡道夫、ならびに東北大学 学際科学フロンティア研究所(多元物質科学研究所兼任)助教の奥村正樹、多元物質科学研究所助教の渡部聡および同研究所(生命科学研究科および理学研究科化学専攻兼任)教授の稲葉謙次、大阪大学 蛋白質研究所教授の北條裕信らの研究グループは、天然のインスリン(ウシ膵臓由来)に含まれるジスルフィド結合の一つをジセレニド結合に置換した新規人工インスリン「セレノインスリン」の化学合成に成功いたしました。これにより、糖尿病治療において、体内での薬効が長時間持続する新規インスリン製剤としての応用が期待されます。

なお、本研究成果は、4月10日付でドイツの国際化学誌「Angewandte Chemie International Edition」電子版に掲載されました。

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問い合わせ先

<研究に関すること>
多元物質科学研究所 
教授 稲葉 謙次(いなば けんじ)
Tel:022-217-5604
E-mail:kinaba*tagen.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

<報道に関すること>
多元物質科学研究所 広報情報室
Tel:022-217-5866 
E-mail:press.tagen*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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