東北大学大学院工学研究科博士課程2年石井暁大（日本学術振興会特別研究員）、高村仁教授らの研究グループは、日本電気硝子株式会社との共同研究により、高屈折率でなおかつ透明なTiO₂薄膜をガラス基板上に低温で作製する技術を開発し、光の反射・透過を制御する光学コーティングの作製に成功しました（図）。この技術により、液晶プロジェクターやカメラなど様々な光学機器の性能向上や作製工程の簡素化・低コスト化が期待されます。

本研究成果はApplied Surface Scienceに掲載されました。

開発された透明で高屈折率なTiO₂薄膜（左）とそれを用いた可視光ミラー（右）

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東北大学大学院工学研究科
知能デバイス材料学専攻
高村　仁
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