本文へ
ここから本文です

国立交通大学(台湾・新竹)に東北大学リエゾンオフィスを設置

写真01

オフィス看板の除幕 里見総長(左)とMau-Chung Frank Chang学長(右)

2017年5月4日(木)、国立交通大学(NCTU)(台湾・新竹)に、東北大学として13番目となる海外リエゾンオフィスを設置しました。当日開催された設置記念式典に、本学からは、里見進総長、植木俊哉理事、大林茂流体科学研究所長、小谷元子材料科学高等研究所長ほか、関係者約10名が出席しました。

NCTUと本学との間では、特に、マイクロエレクトロニクス・先端デバイス分野での研究交流が盛んに行われ、2005年12月に大学間交流協定が締結されています。最近では、NCTUのYiming Li教授と本学流体科学研究所の寒川誠二教授を中心とする量子ドットデバイスや超最先端トランジスタ分野での共同研究において顕著な成果が挙げられており、当該分野の連携強化と他分野や学生交流への波及を目的として、リエゾンオフィスが設置される運びとなりました。

写真01

ワークショップで基調講演する小谷所長 

4日午前に行われた設置調印式では、NCTUの Mau-Chung Frank Chang学長と本学里見総長の挨拶に続き、来賓としてご出席いただいた台湾教育部のGuan-Chau Huang副参事官、並びに、日本台湾交流協会台北事務所文化室の塩澤雅代室長から祝辞をいただきました。調印式後には、リエゾンオフィスを通じた今後の両学の交流について意見交換が行われ、ダブルディグリープログラムの検討やジョイントラボへの発展、医工学分野での連携等、具体的なアイデアが交わされました。4日午後は、ナノテクノロジー・半導体デバイス分野でのワークショップが開催され、両校から合わせて10名の研究者による研究発表とディスカッションが行われました。

集合写真

なお、里見総長と植木理事は、NCTUキャンパスに隣接するサイエンスパークも訪問し、国立ナノデバイス研究所(NDL)と国立放射光科学研究センター(NSRRC)を視察しました。NDLでは、大学や企業との連携状況等について説明を受け、NSRRCにおいては、対応したShangjr Gwoセンター長らと設置背景や稼働状況等について熱心に質疑応答と意見交換を行いました。

Wen-kuan Yeh所長(左奥)から説明を受ける(NDL)

研究者との質疑応答(NSRRC)
中央はShangjr Gwoセンター長   

問い合わせ先

国際交流課
TEL:022-217-4844

このページの先頭へ