2017年 | プレスリリース・研究成果
文部科学省次世代アントレプレナー育成事業(EDGE-NEXTプログラム)の採択について
東北大学が主幹機関として応募しておりました「"EARTH on EDGE"~東北・北海道からの起業復興~」が、このたび、文部科学省次世代アントレプレナー育成プログラム(EDGE-NEXT)注に採択されました。
今回採択された「"EARTH on EDGE"~東北・北海道からの起業復興~」では、目指すべきアントレプレナー像を、機関共通の「実学精神」をベースに各機関の重視する教育プログラムを通して、コンソーシアム全体で相乗的協働することで育成を図っていきます。例えば、東北大学はバイオデザイン、北海道大学はHult Prize等、京都大学はオーリン工科大学等の海外先進的なアントレープレナーシッププログラムを実施する中で、機関内及びコンソーシアムに先進的アントレプレナーシップの醸成と展開を図っていきます。
加えて当該先進的取組みを活かし、東北大学、北海道大学、京都大学及び医療における先進地域である神戸大学が有する世界最先端の基礎・応用研究力・成果を相乗的に働かせて、地域・日本・世界の課題解決への社会実装を加速する事業化支援プログラムを展開し、大学発ベンチャー創出を加速していきます。また、小樽商科大学と宮城大学は、地域に根差したニーズの共有・分析を行い、東北・北海道の社会課題解決に取り組みます。
本コンソーシアムは、東北・北海道の地域性を活かし、このようなアントレプレナー人材の育成及び社会実装に本プログラムを推進していきます。
注:次世代アントレプレナー育成プログラム(EDGE-NEXT:Exploration and Development of Global Entrepreneurship for NEXT generation)
EDGEプログラムに採択された大学をはじめ、これまで各地の大学で取り組まれてきたアントレプレナー教育で得られた成果や課題を踏まえて、大学等の研究開発成果を基にした起業や新事業創出に挑戦する人材の育成、関係者・関係機関によるベンチャー・エコシステムの構築を目的としています。具体的には、学部学生や専門性を持った大学院生、若手研究者を中心とした受講者に対するアイディアの創出やビジネスモデルの構築を中心としたプログラムの実施により、受講者が将来の産業構造の変革を起こす意欲をもつようになる、より実践的な内容を重視したプログラムを支援する取り組みです。
プログラム概要
プログラム名称:"EARTH on EDGE"~東北・北海道からの起業復興~
主幹機関:国立大学法人東北大学
協働機関:国立大学法人北海道大学、国立大学法人小樽商科大学、国立大学法人京都大学、国立大学法人神戸大学、公立大学法人宮城大学
事業期間:平成29年度~平成33年度(5年間)
プログラム概念図
問い合わせ先
国立大学法人 東北大学
本部事務機構 研究推進部 産学連携課
岩渕隆行
電話:022-217-6039