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クジラ銀河には化石がいっぱい

発表のポイント

  • クジラ銀河のハロー(銀河を包むように星間物質や星団が分布している領域)を観測して、恒星ストリーム(細長い恒星群)2個と矮小銀河11個を発見:"銀河の化石"
  • 銀河の歴史の多様性を理解する重要な手掛かり

概要

 東北大学と国立天文台の研究者からなる研究チームは、すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam(ハイパー・シュプリーム・カム、HSC)を使い、地球から2283万光年の距離にある渦巻銀河NGC 4631(通称、クジラ銀河)とその周辺を広域観測しました。その結果、銀河の歴史を解明する上で重要な情報源となる「銀河の化石」を13個(恒星ストリーム2個と矮小銀河11個)発見しました。加えて、これほど遠方にある銀河の化石をこれほどたくさん、一つ一つの恒星に分解して捉えた例としては世界で初めてです。

 クジラ銀河は私たちの住む銀河系やお隣のアンドロメダ銀河に比べて小さく、そして周りの銀河と激しく影響し合っている特殊な環境にいる銀河であることから、今回の発見は銀河の歴史の多様性を理解する上で重要な手掛かりになると期待されます。

 本研究成果は、6月22日にThe Astrophysical Journal誌に掲載されました。

図 HSC1視野に写ったクジラ銀河とホッケースティック銀河

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

(研究に関すること)
東北大学 学際科学フロンティア研究所/大学院理学研究科
助教 田中 幹人
電話:022-795-6608
E-mail:mikito*astr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

(報道に関して)
東北大学 学際科学フロンティア研究所
URA 鈴木 一行
電話:022-795-4353
E-mail:suzukik*fris.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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