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生命科学研究科の江川遼特任助教がNikon small world写真部門・動画部門でダブル受賞

生命科学研究科脳機能解析分野の江川遼特任助教(現 名古屋大学大学院医学系研究科特任助教)がNikon small world動画部門でHONORABLE MENTION・写真部門で7th PLACEを受賞しました。

Nikon small worldについて

Nikon small worldは今年で43年目を迎えた最も伝統のある光学顕微鏡画像のコンテストです。今年の受賞画像は88か国からの2000を超える応募の中から選ばれました。

受賞画像について

蕾のブーケのようにも見える受賞画像は、ニワトリ胚の毛様体神経節という組織にシナプスを作る軸索を、Brainbowという細胞を色分けする手法で可視化したものです。

たくさんの蕾のような構造はシナプス後細胞の細胞体を覆う巨大なシナプス前終末です。組織の微細構造を維持したまま透明化する手法と最先端の共焦点顕微鏡(Olympus FV3000)を用いて3次元的に撮影することで、1mm3にも満たない神経節内部の軸索投射の形態を立体的に表現しました。生命科学研究科脳機能解析分野では、この系を用いて神経回路の形成メカニズムを研究しています。

7th PLACE 受賞作

問い合わせ先

東北大学大学院生命科学研究科
広報室
TEL:022-217-6193
E-mail:lifsci-pr*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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