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3mmのボールが世界の"壁"を壊す Falling Walls Venture Sendai 2017 アジア予選会 ボールウェーブ株式会社が優勝

 人類社会や地球に存在するさまざまな課題"壁"を解決するためのビジネスモデルをテーマに行われる、ビジネスピッチコンテスト「Falling Walls Venture Sendai 2017アジア予選会」 において、ボールウェーブ株式会社が優勝しました。

 ボールウェーブ株式会社(代表取締役 赤尾慎吾 2015年11月設立)は、東北大学未来科学技術共同研究センターの山中一司教授(当時)らが開発した革新的センサであるボール SAW(surface acoustic wave=弾性表面波)センサの研究成果を基に設立されました。ボール SAW センサは、物理学の常識を超えた球上の SAW の長距離伝搬現象を利用した高速・高感度なガスセンサで、これを応用した微量水分計は露点-100℃の水分を検出でき、小型(直径3mm)のため製造ラインに導入することが可能です。ボールウェーブ株式会社はこれをオンリーワンのセンサとして製品化し、半導体業界・ガス製造業界の課題解決に貢献します。

 ボールウェーブ株式会社は、11月に独ベルリンで開催される本選に参加し、200名を超える各国の海外投資家、政治家、財界、経済界で重責を担う企業家等へのプレゼンを行います。

Falling Walls Venture Sendai 2017アジア予選会優勝

発表タイトル:Surprises Turning into Innovation

発表者:ボールウェーブ株式会社 取締役 事業開発部長 塚原 祐輔

企業ウェブサイト:http://ballwave.jp外部サイトへ

Falling Walls Venture 2017アジア予選会参加企業

※発表順

  • ジョージ・アンド・ショーン合同会社
  • アイカーボン株式会社
  • ヒラソル・エナジー株式会社
  • 株式会社IMUZAK
  • ボールウェーブ株式会社
  • トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
  • PLANT DATA株式会社
  • 株式会社Xenoma

Falling Walls Venture Sendai 2017 アジア予選会の様子

優勝企業 ボールウェーブ株式会社

参加企業によるビジネスピッチ

質疑応答の様子

ネットワーキングブレイクの様子

Falling Walls Venture概要

 Falling Walls Ventureは、ベルリンの壁崩壊20周年を記念して設立された、独国に本拠を置くFalling Walls財団が主催する、スタートアップベンチャー企業によるビジネスピッチコンテストです。2回目となる今年は、9月21日に東北大学片平キャンパスにおいてアジア予選会が開催されました。

 今年は8社のスタートアップ企業が参加し、世界に存在する"壁"を崩壊させるビジネスモデルについて競い合いました。各社は5分間でのビジネスピッチを行い、次の4つの評価基準①イノベーションのレベル、②アイデアの商業的可能性、③社会インパクト、④ビジネスモデルとプレゼンテーションに基づき審査されました。
ボールウェーブ株式会社は、11月に独ベルリンで開催される本選に参加し、200名を超える海外投資家、政治家、財界、経済界の企業家等を前に、世界各国からの予選会を勝ち抜いたベンチャー企業約20社とのビジネスピッチコンテストに臨みます。

 さらに、本選の優勝企業は、翌日の全体会議において、メルケル首相をはじめとする閣僚やノーベル賞受賞者等の基調講演に続き、700名を超える海外投資家等の前で再度、発表の機会を与えられ、グローバルビジネスのチャンス拡大が期待されます。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

東北大学産学連携機構事業イノベーションセンター
担当 渋谷耕司、石郷宣子
電話:022-217-6049
FAX:022-217-6047
E-mail:fwv-sendai*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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