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FeNi超格子磁石材料の高純度合成に世界で初めて成功 -高性能レアアースフリー磁石の実用化に大きく前進-

 東北大学金属材料研究所の嶋田雄介助教、水口将輝准教授、高梨弘毅教授は、NEDOプロジェクトにおいて株式会社デンソーを中心とする産学連携グループとともに、鉄とニッケルが原子レベルで規則配列したFeNi超格子磁石材料の高純度合成に世界で初めて成功しました。

 FeNi超格子磁石は、高い磁石性能を期待されており、今回の成果は高性能レアアースフリー磁石の実用化を大きく前進させるものです。

 今後は、FeNi超格子磁石材料のモーター用永久磁石への適用を目指して、高い性能を引き出す材料形状や成形法を検討していきます。

 本研究成果の詳細は、2017年10月16日に英国の科学雑誌Scientific Reportsに掲載されました。

図 NITE法によるFeNi超格子の合成スキーム

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

■研究に関すること
東北大学金属材料研究所 准教授
水口将輝
TEL:022-215-2377
E-MAIL:mizuguchi*imr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

■報道に関すること
東北大学金属材料研究所 情報企画室広報班 
TEL:022-215-2144
E-MAIL:pro-adm*imr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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