本文へ
ここから本文です

東北大学スタートアップガレージ(通称:TUSG)を開設しました

本学は、産学連携機能の抜本的強化による本学発イノベーションの加速を進めるべく、2030年までに100社以上の本学発ベンチャーの起業を目標に掲げており、大学発ベンチャーの夢を実現する起業家人材を支えるイノベーション・エコシステムの形成を目指し、学部生、大学院生、研究者、企業や地域の多様な人材に対するアントレプレナーシップ育成を開始します。

その一環として、11月7日(火)独立行政法人中小企業基盤整備機構(以下「中小機構」)との連携のもと、青葉山キャンパス内ビジネスインキュベーション施設(T-Biz201号室)に、『東北大学スタートアップガレージ(通称:TUSG、URL: http://www.tusg.jp/外部サイトへ」』を開設しました。

同所では、①OBOGを活用したビジネスコミュニティ、メンター、アドバイザー体制の構築、②起業塾・スクール、③ピッチイベント開催、④起業相談および立ち上げ支援を柱に、起業を志す者、起業経験者、支援者および投資家等が会する場を目指します。運営は本学と国のベンチャー支援施策を担う中小機構とが連携し、その実務を受託した一般社団法人MAKOTOのスタッフが常駐するという新しい試みです。ベンチャー先進国である米国の大学発ベンチャーの多くは小さなガレージから始まった、その思いを込めた名称ともなっております。

またTUSGは、大学等の研究開発成果を基にした起業や新事業創出に挑戦する人材の育成、関係者・関係機関によるベンチャー・エコシステムの構築を目的とした、実践的な内容を重視したプログラムを支援する取り組みである、文部科学省次世代アントレプレナー育成事業EDGE-NEXTの活動拠点の一つとして機能します。

東北大学スタートアップガレージ(TUSG)
ビジネスインキュベーション施設

東北大学スタートアップガレージ(TUSG)のロゴマーク

オープニングの11月7日(火)には2つのイベントが開催されました。

<EDGE-NEXT事業キックオフ会議>

本年7月に採択されました文部科学省・次世代アントレプレナー育成事業(事業期間:平成29年度から平成33年度までの5年間)のキックオフ会議が開催されました。

本会議では、主幹機関である東北大学と、協働機関である北海道大学、小樽商科大学、宮城大学、京都大学および神戸大学が一堂に会し、各大学が今後取り組んで行く予定のアントレプレナー教育プログラムが紹介されました。

また、コンソーシアムの共通目標である「EARTH on EDGE -東北・北海道からの起業復興-」の達成のため、学部生から大学院教育までの先進的なアントレプレナー教育プログラムにより、イノベーションを担う起業家マインドを持った人材育成を目指して行くことが確認されました。

里見総長の挨拶

主幹校プログラム開発実行責任者 工学研究科 長坂教授の挨拶

"EARTH on EDGE"のロゴマーク

<大学発ベンチャーフォーラム in TOHOKU>

本学および中小機構が主催する「大学発ベンチャーフォーラム in TOHOKU」がカタールサイエンスキャンパスホールにて開催されました(共催:東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社、後援:経済産業省東北経済産業局、宮城県、仙台市、一般社団法人東北経済連合会)。

本フォーラムは、まず、本学及び中小機構によるTUSG開設の発表、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社による出資業務といった東北大学におけるベンチャー支援の説明で始まりました。続いて、株式会社ユーグレナ の出雲 充代表取締役社長による基調講演およびベンチャーキャピタル5社による「ファンドから見た大学発ベンチャーの成功要件」と題したパネルディスカッションが行われました。

学部生、大学院生、研究者はもちろん、国、自治体、企業関係者および金融機関などの幅広い分野から、120名超の方々にお越しいただき、大盛況のうちに幕を閉じました。

矢島理事による本学のベンチャー支援に関する説明

株式会社ユーグレナ 出雲充社長の基調講演

パネルディスカッション

参考資料PDF

問い合わせ先

研究推進部産学連携課
専門職員 今野
電話:022-217-6045

このページの先頭へ