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東北大学発ベンチャー3Dプリンタを活用した金属部品製造事業会社を設立

実用/量産部品データ構築から製品化までを日本で初めてワンストップで実現

発表のポイント

  • 3Dプリンタによる金属製品製造および販売をする企業(JAMPT)が設立
  • 実用・量産品の開発製造を目的とし、材料開発から認証取得まで一貫して行う、日本で初めての企業
  • 積層によって立体を造形する(AM)技術の普及と、新規加工技術を地域企業との連携により開発し、地域産業の活性化への貢献に期待

概要

 東北大学金属材料研究所の千葉晶彦教授は、宮城県と連携し、日本積層造形株式会社(以下、JAMPT)を設立いたしました。当社は3Dプリンタによる実用品/量産品としての金属製品製造および販売を目的とし、モノづくりや物流の大イノベーションとなる積層造形(AM)の普及に貢献してまいります。発足には双日株式会社(以下、双日)、株式会社コイワイ(本社:神奈川県小田原市、代表者:小岩井豊己、以下、コイワイ)の出資を受けました。また東北大学のベンチャーファンドも出資を検討中です。なお千葉晶彦教授は、JAMPTの経営には関わりませんが、技術顧問として連携する予定です。

 現在、日本国内にはAMで試作品を受託造形する事業体が多数存在していますが、JAMPTは実用品/量産品の開発・製造を目的とし、金属粉の材料開発・生産から製品製造、認証取得サポートまでを一貫して行う、金属AM業界において日本で初めてのケースです。

 今日AM技術への関心は急速に高まりつつあり、JAMPTには設立前から多くの企業が高い関心を寄せています。特に、航空・宇宙、自動車、医療といった分野の企業からは、実用品開発に向けた相談が多数寄せられており、今後はこれらの企業と共同開発契約を締結してAM技術を使用した製品の実用化/量産化を進めて参ります。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

<事業・製品に関すること>
東北大学金属材料研究所 
加工プロセス工学研究部門 千葉晶彦
TEL:022-215-2115
Email:a.chiba*imr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

<報道に関すること>
東北大学金属材料研究所
情報企画室広報班
TEL:022-215-2144
Email:pro-adm*imr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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