本文へ
ここから本文です

計算材料学センターセミナーシリーズ「スパコンプロフェッショナルNo.9」(12/14開催)

ポスター

計算材料学センターでは、スーパーコンピュータの応用事例を紹介すべく、金属材料研究所で行われている研究テーマに近い話題を選んで、シリーズでセミナーを開催しております。

具体的には、結晶、磁性、表面・界面、欠陥、照射損傷、アモルファス、半導体、超伝導体など幅広い分野から話題を選び、世界的にも著名な先生方にご講演をお願いしております。

今回はその9回目となります。

密度汎関数理論に基づく大規模かつ長時間シミュレーションの現状と物質科学

密度汎関数理論に基づく物質計算は、過去30-40年にわたって大きな進展を見せ、物性の理解と予測に大きな貢献をなしてきた。近年の超並列マルチコアというコンピュータ・アーキテクチャの変遷は、従来からの計算科学的手法に加えて、コンピュータ科学・工学と融合したコンピューティクス・アプローチの重要性を示している(http://computics-material.jp/外部サイトへ)。本講演では、パワー半導体表面界面、原子層物質に対する、大規模な構造最適化電子状態計算およびCar-Parrinello Molecular Dynamics計算の現状を紹介し、ナノメートル・スケールの構造、形状が電子物性に及ぼす影響を議論する。高精度非経験的計算に付随するセレンディピティの楽しみも強調したい。

講演者:押山淳先生(東京大学大学院工学研究科 教授)

日時:2017年12月14日(木)14:00-15:30

会場:東北大学金属材料研究所 国際教育研究棟セミナー室1

主催:計算材料学センター

協賛:計算物質学人材育成コンソーシアム ポスト「京」萌芽的課題「基礎科学の挑戦」

事前申し込みは不要です。皆さまのご参加をお待ちしております。

問い合わせ先

東北大学金属材料研究所
計算材料学センター
E-mail:ccmssecr*imr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
URL:http://www.ccms.imr.tohoku.ac.jp/Jpn/
Tel : 022-215-2411    

このページの先頭へ