東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY- 災害対策本部動向(平成23年3月16日(水)14:00~15:35)

  1. 学生安否
     ・前期試験合格者の手続きは3/27(日)まで延期。HPで通知済み。
     ・学位記授与式は中止の方向で作業を続けている。総長告辞は印刷して配付。学位記はでき次第配付。部局で対応してもらう。連絡が取れない者については部局で預かってもらう。学生謝辞も総長のメッセージを添えて同封。郵送を予定。
     ・後期試験については、インフラ、交通機関の状況を勘案すると実施困難。4/11(月)に予定していた後期試験は中止し、センター試験の得点と調査書で判定する。経済、理学の教授会で了承済み。本日3/16プレスリリース。HPにも掲載。3/25(金)15:00合格発表。手続きは3/28(月)~4/8(金)まで。(文部科学省報告了承済)
     ・入学式は4/22(金)に予定していたが、体育館利用不可能。東北学院大学との連携も困難。開催は極めて困難な状況。従来型の入学式は中止し、学部、研究科で対応。明日3/17の部局長連絡会議で了承いただく。
     ・外国人留学生への在日大使館等から避難指示・誘導があった国として、新たにブラジル、中国が追加。中国については、大使館HPに関係情報が掲載されており、すでに大型バスでの移送が実施されている。昨日、本学の中国人留学生67名も新潟市に移送されたとの情報を得ている。
     ・安否確認は各部局に照会している。基本的に、大学院生については研究室単位、学部生についてはクラスアドバイザーを介して把握している。また、部局によっては、コミュニティーサイトやグループウェアを利用している部局もある。
     ・帰国の途についた外国人留学生の安否確認も可能となるよう、オンライン登録システムを本学のHPに立ち上げる準備を進めている。
     ・課外活動施設(片平の武道場、体育館)については、施設部により危険がないとの判定が出ているが、学生支援課として危険・立入禁止としている。
     ・後期試験中止、従来型の入学式中止について、了承。
  2. 物資について
    ・海外の大学からも支援したいとの問い合わせが来ている。ゲッティンゲン大学長から問い合わせあり。受入について事務手続きを進めている。今後支援について問い合わせが増えるものと予想。物資、義援金の窓口を明確にし、受入体制を整えたい。
    ・国大協と文科省に対して物資要請済み。食料、飲料水、マスク、医療品、灯油。
    ・山形大学が国大協の窓口となり、調整していただいている。
    ・本学としては、雨漏りがあり、ブルーシートを緊急に要請。
  3. 施設
    ・応急危険度調査について、本日3/16中、遅くとも明日3/17中には終了する見込み。片平60%、川内80%、青葉山②100%、星陵100%、雨宮100%終了。青葉山①については工学の前田先生が調査、明日3/17報告したい。山形大の応援も受け、進捗している。
    ・電気:片平80%、川内80%、青葉山①5%、青葉山②95%、星陵100%、雨宮70%通電。金研は慎重に進めている。青葉山①については準備が整っていないためリクエストがない。青葉山②は放水した影響で通電できない箇所有り。雨宮でバッテリー放電の修理中の箇所有り。
    ・水道:片平80%、川内80%、星陵100%通水。金研は電気同様、慎重に進めている。青葉山①②は、送水ポンプ制御を修理中。復帰時期は未定。雨宮は複数箇所で漏水、修理次第通水。
  4. 体制整備について
    ・復旧のための事務量が膨大。体制を整備しなければならない。

  5.   (以 上)
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