「学生が、川内北キャンパスで、人の死傷、盗難、火災、天災、物損(機器損壊行為を含む。)又はこれに類する事故を発見した場合の対応について」

 学生の皆さんが、健康で安全な大学生活を送るためには、大学の構内及び構外を問わず、交通事故、盗難、火災、人身事故等にあったり、おこしたりすることのないよう気をつけることが大切です。
 全学部の1,2年次では、主に川内北キャンパスで教育を受け、課外活動等を行っていますが、今回、学生が、川内北キャンパスで、人の死傷、盗難、火災、天災、物損(機器損壊行為を含む。)又はこれに類する事故を発見した場合の取り扱いについて、次のように定めましたので、これに従って行動するようお願いします。


学生諸君へ

お  知  ら  せ
 川内北キャンパスにおいて、人の死傷、盗難、火災、天災、物損(機器損壊行為を含む。)又はこれに類する事故を発見した場合、緊急な対応が必要となることも考えられるため、下記により対応していただくことになりましたので、ご協力方よろしくお願いいたします。
1  火災の場合
   火災を発見した場合は、最寄の火災報知器で通報するとともに、火災が発生した旨を大声で知らせ、直ちに消防署に通報し、身体の安全確保が可能なときは、近くにいる教職員・学生と協力して消火及び被害の拡大防止のための措置をとること。
 また、速やかに、国際文化研究科等管理棟1階の警務員室又は事務室(以下警務員室又は事務室」という。)に通報すること。
2  人の死傷の場合
   人の死傷に関わる事故を発見又は人の死傷に関わる事故を起こした場合は、直ちに医師又は救急車を呼ぶ等の救護の措置をとること。
 また、速やかに、警務員室又は事務室に通報すること
3  物損事故の場合
   物損事故を発見又は物損事故を起こした場合は、そのことを直ちに警務員室又は事務室に通報すること。
4  盗難の場合
   盗難の現場を発見又は盗難に遭った場合は、そのことを直ちに警務員室又は事務室に通報すること。
5  警察への通報
   事故により人の生命又は身体に危険が及び、又は及ぶ恐れがある場合で、警察による事故の措置が直ちに必要と判断されたときは、自ら、警察に通報すること。
 また、速やかに、警務員室又は事務室に通報すること。
  平成13年11月16日    
   
副総長
(学務担当)
   
副総長
(全学教育担当)
      (大学教育研究センター長)


○ 事故処理内規の改正の経緯について

1  教職員が事故等を発見した場合に適用される「東北大学事故処理内規」の見直しのため「事故処理内規検討委員会」が評議会に設置されました。
 その検討委員会の検討結果について、平成13年7月17日の評議会に答申され、改正後の内規では、教職員が第一発見者である場合は、「直ちに事故発生区域の部局長に報告することとしていますが、その事故が人の死傷等、緊急に対処する必要がある場合には、自ら、医師、救急車、警察等の要請等を行うことができる。」ことになりました。
2  同検討委員会で、教職員ではなく「学生が第一発見者」である場合の取り扱いについては、学生生活協議会が検討することとなり、その結果「東北大学学生事故処理指針」(別紙1)が承認され、それに基づき、各部局で指針を作成し、対応することになりました。川内北キャンパスでは、この指針に基づき、学生が、第一発見者の場合の取り扱いについても、教職員と同様としました。


別紙1

東北大学学生事故処理指針

(学生生活協議会 平成13年9月10日承認)
(目的及び運用上の注意)
1条 この指針は、東北大学(以下「本学」という。)の構内(寄宿舎を含み、仙台市外の本学の施設を除く。以下同じ。)において、人の死傷、盗難、火災、天災、物損(器物損壊行為を含む。)又はこれに類する事故(以下「事故」という。)が発生し、第一発見者が学部学生、大学院学生、研究生及び生徒(以下「学生」という。)である場合の取扱いを統一し、その処理を円滑に進めることを目的とする。
2  本学の学生は、本学構内において事故が発生した場合は、この指針及び当該部局の指針の定めるところにより、適切な措置を採らなければならない。
3  この指針の運用に当たっては、人の生命を最優先するとともに、研究及び教育という大学の機能に支障を来たすことのないよう留意しなければならない。
(事故の発生を知った学生の措置)
2条 事故の発生を知った学生は、直ちに、近くにいる教職員又は事故発生区域を管轄する部局の事務室に通報するものとする。この場合において、その事故が緊急に措置を採る必要があるときは、当該学生は、事故発生区域を管轄する部局の事務室に通報する前に、直ちに、次に掲げる措置を採るものとする。
   人の死傷の場合には、直ちに医師又は救急車を呼ぶ等、救護の措置を採ること。
   火災の場合には、最寄りの火災報知器で通報するとともに、近くにいる教職員・学生に大声で知らせ、直ちに消防署に通報し、身体の安全確保が可能なときは、当該教職員・学生と協力して、消火及び被害の拡大防止のための措置を採ること。
   前2号に規定するもののほか、人の生命又は身体に危険が及び、又は及ぶおそれがある場合で、警察による事故の措置が直ちに必要と判断されたときは、自ら、警察に通報するとともに、そのことを、近くにいる教職員又は事故発生区域を管轄する部局の事務室に通報すること。
(部局の措置・連絡方法等の指針の作成)
3条 部局は、当該部局所属の学生が事故の第一発見者である場合の採るべき措置、連絡方法等について、この指針に則り、別に定めるものとする。



平成14年度日本育英会 大学奨学生募集方針について (お知らせ)

平成14年度は、日本育英会大学奨学生の募集対象者を原則として1年次の学生とすることとしました。

 日本育英会は、大学に入学したときに奨学金の貸与を希望する高校生に対し、今後は入学前に奨学金の貸与を約束する予約採用制を充実することを目指しています。そのため日本育英会は、大学に入学して申請できる在学採用から予約採用へ採用予定数の振り替えを行いました。このため、平成13年度は在学採用の人数が減少しました。さらに日本育英会は、在学採用の募集対象者を1年次の学生のみとし、大学が認めた場合に限っては採用予定数の範囲内で2年次以上の学生を推薦しても差し支えないこととしました。
 平成14年度は、国の厳しい予算抑制方針もあり、在学採用の採用予定数が改善される見通しは、現在のところありません。

 東北大学は、日本育英会からの通知が4月初めになされたため、2年次以上の学生を募集対象者としないことを学内へ事前にお知らせできませんでした。
 そのため、平成13年度の募集対象者を、平成12年度と同様に、第一種奨学金(無利子)は平成12・13年度入学者、きぼう21プラン奨学金(有利子)は全学年としました。しかし、平成14年度は、日本育英会の通知のとおり、募集対象者を原則として1年次の学生のみとしなければなりませんので、その旨お知らせします。
 ただし、日本育英会から2年次以上の学生の募集が別枠であった場合は、2年次以上の募集を行います。
 平成14年度の奨学生募集については、4月初旬に掲示でお知らせします。1・2年次の学生は川内北キャンパス掲示板、3年次以上の学生は各学部の掲示板でご覧ください。

 なお、家計が急変した場合は、緊急採用・応急採用が随時ありますので、担当窓口にご相談ください。また、日本育英会から第二次採用等の追加募集がある場合も掲示でお知らせしますので、掲示を見逃さないようにしてください。
 現時点では日本育英会の平成14年度の募集内容を明示することができませんので、参考までに平成13年度の奨学金制度の内容をお知らせします。


○ 平成13年度日本育英会の奨学金制度

1   奨学金の種類
   第一種奨学金、緊急採用奨学金(無利子)
   きぼう21プラン奨学金、応急採用奨学金(有利子)
   併用貸与(第一種ときぼう21プランの併願)
2   募集時期
   定期採用(第一種奨学金、きぼう21プラン奨学金)・・・4月初旬頃
   追加採用・・・日本育英会から募集があった時
   予約採用(大学院のみ)・・・9月下旬頃(研究科によってはない場合もあります。各研究科の教務掛等の窓口にお問い合わせください。)
   緊急採用奨学金・応急採用奨学金・・・随時
     家計を支えている方が、失職・破産・会社の倒産・病気・死亡・風水害による被災等により家計が急変したため緊急に奨学金の必要が生じた場合に、第一種・きぼう21プランとは別の基準により貸与を受けることができる制度です。家計が急変した事由が発生した時から、1年以内である場合申し込むことができます。
  担当窓口にご相談ください。
3   貸与月額
     大 学
入学年度
第 一 種(単位:円)
きぼう21プラン
自宅通学者
自宅外通学者
8 年度
38, 000
44, 000
3万円
5万円
8万円
10万円
から選択
9・10年度
40, 000
46, 000
11・12年度
41, 000
47, 000
13年度
42, 000
48, 000
     大学院
入学年度
第 一 種(単位:円)
きぼう21プラン
前期課程
後期課程
医学課程
10年度
83, 000
115, 000
115, 000
5万円
8万円
10万円
13万円
から選択
11・12年度
84, 000
117, 000
117, 000
13年度
85, 000
119, 000
119, 000
4   貸与期間
   緊急採用は,採用月から採用された年度の3月まで
   緊急採用以外は,採用月から各課程の標準修業年限の終期まで

 

詳細については,厚生課奨学担当(川内北キャンパス番窓口)(TEL217-4719,7816)または各学部・研究科の担当窓口にお問い合わせください。


 『学生協だより』は、東北大学のホームページの【学内掲示板】から参照することができます。(ただし学内からのみアクセス可)
 この他に学生協からのお知らせを随時掲載する掲示板『キャンパスライフ』が、東北大学ホームページの【学内掲示板】の下に開設されています。
ホームページ『学生の声』
  http://www3.bureau.tohoku.ac.jp/gakuseikyo/
 東北大学ホームページに『学生の声』が開設されています。【学内掲示板】からアクセスすることができます。
http://www3.bureau.tohoku.ac.jp/gakuseikyo/GakuseiNoKoe.html