総長メッセージ

東北大学 総長

東北大学は、建学以来の「研究第一」の伝統、「門戸開放」の理念及び「実学尊重」の精神をもとに、優れた研究・教育を実践するとともに、研究の成果を社会が直面する諸課題の解決に役立て、指導的人材を育成することによって、平和で公正な人類社会の持続的発展に貢献してきました。

私たちの住んでいる世界は今、急激な社会変化が進行しながら新しい時代に突入しており、グローバル化に活路を見出していく必要があります。これからの大学は、グローバル化された時代に生きる若者への教育をしっかり行っていくことと、時代を先導する新しい知的基盤の構築、新たなイノベーションの創出、並びに持続可能社会の実現などの地球規模の課題解決を牽引する研究をしていくことが必要になります。

2014年5月には、こうした国内外の動向を展望し、本学の強み・特色・社会的役割を踏まえた機能強化の方向を見極めたうえで、東北大学の将来像を提示し、全構成員が一体となって歩みを進めるための指針である「東北大学グローバルビジョン」をまとめました。

その中で、とりわけ教育については「学生が国際社会で力強く活躍できる人材へと成長していく場を創出する」というビジョンを提示し、グローバルリーダーを育成するための教養教育の充実を柱とする教育改革及び修学環境の整備等を重点戦略として掲げ、日頃より改革・改善のための取組を行っております。

この度東北大学は、平成26年度文部科学省スーパーグローバル大学等事業「スーパーグローバル大学創成支援」において、トップ型13大学の一つに採択されました。 本学が掲げる「東北大学グローバルイニシアティブ構想」は、グローバル時代を牽引する卓越した教育・研究を行う大学へと飛躍し、世界がその実力や実績を認め、敬意を持って評される大学となることを目指すためのものです。具体的には、これまでの「グローバル30(大学の国際化のためのネットワーク形成推進事業)」と「グローバル人材育成推進事業(全学推進型)」で行ってきた施策を発展させ、グローバル教育基盤の整備と一層の国際化を加速させます。 そしてその基盤の上に、海外有力大学との強い連携のもと「スピントロニクス」「材料科学」「宇宙創成物理学」「環境・地球科学」の世界十指に入る学問領域を拡大するとともに、「データ科学」「生命科学」「災害科学・安全学」といった新学問領域を加えた7つの分野から成る「国際共同大学院プログラム」を「知のフォーラム」等研究力強化のための施策と協力しながら実施していきます。

本学における教育のグローバル化の方針と取組について皆様に深くご理解をいただくとともに、10年後には世界から尊敬される「世界三十傑大学」の一員になることを目指す東北大学へのますますのご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。

東北大学スーパーグローバル大学構想

東北大学
グローバルビジョン
「人が集い、学び、創造する、世界に開かれた知の共同体」=「知の国際共同体」
「ワールドクラスへの飛躍」・「東北復興・日本の先導」
世界と対等な教育・研究を実践する大学
世界中から学生が憧れ集う大学

日本の大学の真の国際化

《東北大学グローバルイニシアティブ構想》

「基盤的な教育・研究・ガバナンスの改革と国際化を加速」するとともに世界から人が集い、学び、創造する
「国際共同大学院プログラム」を創設しグローバル時代を牽引する卓越した教育・研究を行う大学へと飛躍

世界から尊敬される
「世界三十傑大学」の一員へ
 
 
ワールドクラス大学
としての総合ランキング向上
イノベーションに繋がる
諸科学・技術の創成
産学連携の推進とイノベーション人材の育成
地球規模課題の解決と
持続可能な発展の実現
東日本大震災からの復興・新生への貢献と人材育成