次世代研究者のロールモデルとして活動する
東北大学サイエンス・アンバサダー
日本初の女子大生を
生んだ地が
この先にめざすもの。


1913年9月東北帝国大学開学式の様子
みなさんは日本で初めての女子大生が東北大学で誕生したことをご存じでしょうか?今から100年以上も前、1913年に3名の女子学生(黒田チカ、丹下ウメ、牧田ラク)の入学を許可した大学が東北大学(当時は東北帝国大学)なのです。
当時の日本ではまだ大学への女子の入学は認められておらず、文部省(現在の文部科学省)から帝国大学へ本当に入学を許可するのかと問いただす文書が送付されたほか、全国紙の新聞にも取り上げられるなど、当時大きな波紋を引き起こしました。
しかし、国内外から多くの優秀な学生を集めるため、革新的な「門戸開放」の理念を掲げた初代総長の澤柳政太郎の精神を受け継いだ第2代総長北條時敬は、前例のない女子学生の入学許可を断行しました。
それから100年以上の時が経過してもなお色あせることがない建学の理念は、2022年4月5日に第22代総長大野英男が宣言した、多様性(Diversity)、公正(Equity)、包摂性(Inclusion)を理念とする東北大学DEI推進宣言へと引き継がれ、大きく発展します。
東北大学の女子学生の系譜とは?東北大学が目指すDEIとは?スペシャルコンテンツをぜひご堪能ください。
日本初の女子大生を
生んだ地が
この先にめざすもの。
みなさんは日本で初めての女子大生が東北大学で誕生したことをご存じでしょうか?今から100年以上も前、1913年に3名の女子学生(黒田チカ、丹下ウメ、牧田ラク)の入学を許可した大学が東北大学(当時は東北帝国大学)なのです。
当時の日本ではまだ大学への女子の入学は認められておらず、文部省(現在の文部科学省)から帝国大学へ本当に入学を許可するのかと問いただす文書が送付されたほか、全国紙の新聞にも取り上げられるなど、当時大きな波紋を引き起こしました。
しかし、国内外から多くの優秀な学生を集めるため、革新的な「門戸開放」の理念を掲げた初代総長の澤柳政太郎の精神を受け継いだ第2代総長北條時敬は、前例のない女子学生の入学許可を断行しました。
それから100年以上の時が経過してもなお色あせることがない建学の理念は、2022年4月5日に第22代総長大野英男が宣言した、多様性(Diversity)、公正(Equity)、包摂性(Inclusion)を理念とする東北大学DEI推進宣言へと引き継がれ、大きく発展します。
東北大学の女子学生の系譜とは?東北大学が目指すDEIとは?スペシャルコンテンツをぜひご堪能ください。


1913年9月東北帝国大学開学式の様子

SPECIAL CONTENTS
第1章
/ 女子大生の始まり
女性の大学進学は東北大学からはじまった
- 東北帝国大学が先導した「門戸開放」による変化
- 入学試験のエピソード
- 3人の女子学生がたどった道


第2章
/ 女子大生誕生秘話
誕生の瞬間を紐解く
- 大学受け入れの発端
- 歴史の新たな1ページ
- 記念展示


第3章
/ 女子大生の広がり
文系学部が果たした役割
- 東北大学初の文系女子大生
- 海外出身者への門戸開放
- 著名な法文学部出身者の紹介


第4章
/ 男女共同参画の歩み
一人一人の思いを紡ぐ道
- 東北大学における男女共同参画の歩み
- 輝く女性研究者活躍推進賞
- 3つの“つなぐ”


- 若手を励ます-紫千代萩賞
- 輝く「猿橋賞」の受賞者
- SAから次世代の主役に


第6章
/ 全ての構成員が
自分らしく
活躍できる大学へ
- 東北大学DEI(多様性、公正性、包摂性)推進に向けて
- サイエンス・アンバサダー(通称:SA)から
学んだこと・伝えたいこと - 支援利用者の声


第7章
/ 「門戸開放」先人に倣い、
未来を開く
- 女子学生誕生100周年を振り返る
+10年の前進 - 工学研究科新任女性教授のご紹介
- 東北大学国際法政策センターの開設


第8章
/ 文系女子学生誕生から
100年
- 文系女子学生の誕生と門戸開放
- 文学部100年記念ページのご紹介
- 文系女子対談 100年の中の「私たち」


第9章
/ 東北大学が起源
8月21日は
「女子大生の日」!
- 黒田チカ 新たな資料公開へ
- 「女子大生の日」登録秘話


第10章
/ 世界に開かれた大学
受け継がれる
「門戸開放」の精神
- 留学生に聞く
東北大学での学び
ー門戸開放の理念のなかでー - 東北大学女子大生誕生110周年・
文系女子大生誕生100周年記念式典 開催報告


第11章
/ 工学系の女性研究者・
学生を支援
ALicEの取り組み
- 工学系女性研究者育成支援推進室
(ALicE)とは - 先生に聞く!ALicEの支援と活動

