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2014年4月2日にチリ北部沿岸で発生した地震・津波についての報告

2014年4月3日(木)、東北大学災害科学国際研究所において、2日8時46分頃にチリ北部沿岸で発生したM8.0の地震と、それに伴う津波についての報告が行われました。

今回の津波が遠地津波であるため、海底の地形の影響を受けたり、大陸などにぶつかった波が重なり、第1波より第2波以降のほうが大きくなりやすく、最大波があとからくる可能性があることなどが報告されました。また、日本に到着する津波が小規模であったとしても潮の干満の影響や、東日本大震災により地盤がゆるくなっている箇所があるため、引き続き注意が必要である点が指摘されました。

災害科学国際研究所の今村文彦所長は、今回避難勧告が出されたものの実際に避難しなかった人が多かったことをふまえ、それぞれの地域でどのような行動をすべきか、津波の影響を受けやすい所かどうか、行政と住民があらかじめ検討してルール作りをして欲しいとコメントしました。

最新の情報・解析などは 災害科学国際研究所ホームページ をご覧ください。

今回の地震・津波について報告する今村文彦所長

問い合わせ先

東北大学総務企画部広報課
TEL 022-217-4977

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