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子供たちから「減災」の意識を― 減災ポケット「結」プロジェクト記者発表

2011年の大震災の教訓を踏まえた、防災・減災についての取り組み「減災ポケット『結』プロジェクト」の記者発表が、4月25日(金)に東北大学で行われました。これは、震災の経験を風化させず次世代へ語り継ぎ、いざという時の対応力を高めることを目的として、東北大学が株式会社仙台放送との協力連携のもと実施するものです。

記者発表では、減災についての知識を深めるために開発された「減災ポケット『結』(ハンカチ)」が紹介され、宮城県内の5年生全児童にこのハンカチを配布し、これを活用した出前事業を展開していくことが報告されました。ハンカチには災害が発生したとき、どう行動すればよいのか、日頃から何を準備しておけばよいのかなど、東北大学の減災に関する研究成果が盛り込まれています。

東北大学の原信義理事は、「子供たちが毎日持ち歩くハンカチに、減災の意識を取り入れ、防災・減災について子供たちみずから考える機会を作っていきたい。」と語りました。

 

左より:仙台放送 小田桐和久常務・東北大学 原信義理事・東北大学災害科学国際研究所 保田真理助手

 

関連リンク(東北大学基金ホームページ)

 

問い合わせ先

東北大学総務企画部広報課
社会連携推進室
TEL 022-795-3234

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