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デング出血熱において炎症と凝固系の相互作用を示すマーカータンパク質を発見

 東北大学災害科学国際研究所(大学院医学系研究科感染病態学分野兼務)の服部俊夫(はっとり としお)教授らのグループは、デングウイルス感染症(通称:デング熱)の急性期において、血中のオステオポンチン濃度が上昇し、症状の回復期では、血液凝固に関与する酵素トロンビンによって切断されたオステオポンチンの血中濃度が上昇することを発見しました。これらの新たな知見により、オステオポンチンがデング出血熱において炎症と凝固系の相互作用を示す指標タンパク質(クロストークマーカー)となることが明らかになりました。これにより、新たな診断・治療法の開発に貢献することが期待されます。
 本研究結果は、5月14日(日本時間5月15日)公開のThrombosis Research誌(電子版)に掲載されました。

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問い合わせ先

東北大学災害科学国際研究所災害感染症学分野
教授 服部 俊夫(はっとり としお)
電話番号:022-717-8220
Eメール:toshatto*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

【報道担当】
東北大学大学院医学系研究科・医学部広報室
稲田 仁(いなだ ひとし)
電話番号:022-717-7891
ファックス:022-717-8187
Eメール:hinada*m.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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