本文へ
ここから本文です

全固体電池のための新しいリチウムイオン伝導体KI-LiBH4を開発

 東北大学大学院工学研究科の高村仁教授と宮崎怜雄奈博士(現・(独)物質・材料研究機構研究員)らのグループが全固体電池のための新しいリチウムイオン伝導体KI-LiBH4を開発しました。
本研究では従来から知られている酸化物系や硫化物系の固体電解質に比べて飛躍的に成形性が高く、電極材料と良好な接触性を示す水素化物系固体電解質LiBH4 (水素化ホウ素リチウム) に着目しました。
 これまでにLiBH4は115℃以上で安定な高温相においてLi+イオンが高速で移動できることが知られており、LiBH4は高容量負極材料であるLi金属と良好な界面を形成し全固体電池の高出力密度化を実現しうる電解質として注目されています。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

東北大学大学院工学研究科 知能デバイス材料学専攻
教授 高村 仁
TEL:022-795-3938
E-mail: takamura*material.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
東北大学大学院工学研究科 情報広報室
TEL/FAX:022-795-5898
E-mail: eng-pr*eng.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

このページの先頭へ