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「つるつる・くるくる」 カーボンナノチューブ分子内部の秘密 化学が解き明かすカーボンナノチューブの筒内平滑構造

国立大学法人東北大学・JST ERATO磯部縮退π集積プロジェクトの磯部寛之教授の研究グループは、カーボンナノチューブにフラーレンがとり込まれた分子ピーポッドの固体状態の詳細な構造を解明しました。

今回の研究で新たに、(1)通常の分子ならば動きを止めてしまう固体状態であっても、分子ピーポッドの内部にあるフラーレンが「くるくる」と回転していること、(2)分子構造を精密に解明できる高輝度X線回折による分析から、カーボンナノチューブ分子の筒の内部には極めて「つるつる(平滑)」な曲面が存在することを明らかにしました。

本論文は、米国科学アカデミー紀要(PNAS)誌2014年5月27日の週に電子版公開予定です。

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問い合わせ先

国立大学法人 東北大学大学院理学研究科 化学専攻 
教授 磯部 寛之
Tel:022-795-6585
Fax:022-795-6589
Email:isobe*m.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
研究室ホームページ:
http://www.orgchem2.chem.tohoku.ac.jp/
http://www.jst.go.jp/erato/isobe/

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(報道担当)
東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)
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