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APRU-IRIDeSマルチハザードサマースクール2014を開催

東北大学(世話部局:災害科学国際研究所(IRIDeS))は、2013年4月よりAPRU(環太平洋大学協会)におけるマルチハザード(MH)プログラムのハブ機能を務めています。7月22日から25日にかけて、「大災害への備え:2015年国連防災世界会議に向けて」というテーマで、第2回目となるAPRU-IRIDeS MH Summer Schoolを東北大学において開催しました(7カ国47名が参加)。昨年第1回目の参加者からの要請を踏まえ、今年は1日増やし、3日間のセミナー及び気仙沼への被災地巡検を行いました。セミナーでは、IRIDeSの教員をはじめとする国内外の研究者から、東日本大震災からの教訓、防災対策・研究事例、兵庫行動枠組みの意義と今後などについて講義が行われました。本学がAPRU加盟大学45校に対し実施した「キャンパスセーフティー調査」の結果を踏まえ、行動計画とチェックリストについても協議・作成され、2015年国連世界防災会議に向けての提案がまとめられました。異なる状況や背景のなか、それぞれが防災対策に取組むことの重要性が確認されました。

東北大学は、今後もMHプログラム及びAPRU等のネットワークを通じて、国際的に大学等機関の防災能力向上のために貢献していきます。

詳細はこちらをご覧ください。

参加者集合写真

セミナーでのディスカッション

※APRU (Association of Pacific Rim Universities)

  • 環太平洋圏の主要大学間の相互交流を深めることを通じて、環太平洋地域社会にとって重要な諸問題に対し、教育・研究の分野から協力・貢献することを目的として、1997年に設立。
  • 北米、南米、豪州、アジアなどの16か国45大学により構成。本学は2008年に加盟。
  • 加盟大学 (国内)東北大学、東京大学、京都大学、大阪大学、慶應義塾大学、早稲田大学 (海外の主な加盟大学)スタンフォード大学、カリフォルニア大学、シドニー大学、極東連邦大学

問い合わせ先

国際交流課
TEL 022-217-5578

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