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「しゃべる絵本を作ろう!」~ものづくりの楽しさを子供たちに~

カタール国の「カタールフレンド基金」の支援を受けて今年7月にオープンした東北大学・カタールサイエンスキャンパスホールで、8月22日(金)科学体験教室が開かれました。「カタールサイエンスキャンパス」は、東北大学工学研究科・工学部が実施するもので、宮城県の小学生・中学生・高校生を対象に、学校では体験できない科学実験体験やものづくり体験、世界最先端の研究に触れる機会を提供しています。

この日は、小学1年生から6年生までの24人が参加し、「しゃべる絵本」作りに挑戦しました。まずは、グループに分かれて絵の作成。低学年の子供たちは与えられた絵に色を塗り、高学年の子供たちは自分で物語を考えつつ、絵を描いていきます。次に絵と文章をパソコンに取り込み、「音声合成システム」を使用して文章を音に変換。アクセントやイントネーションを調節し、より自然に聞こえる朗読に近づけていきました。

カタールサイエンスキャンパスホール

カタールサイエンスキャンパスホール

音声合成システム

音声合成システム

参加した子供たちは、真剣な表情で絵を作成し、またお互いに意見を出し合いながら「しゃべる絵本」作りに取り組みました。

「しゃべる絵本」作りをする子供たち

「しゃべる絵本」作りをする子供たち

出来上がった作品は会場側面の9つのスクリーンに映し出され、全員で自分たちの作った「しゃべる絵本」を見守ります。参加した小学生の1人は「みんなで話を作っていくのが面白かった。音を調整すると、全然違って聞こえた。また参加したい。」と話しました。

出来上がった作品の上映

出来上がった作品の上映

上映を見守る子供たち

上映を見守る子供たち

東北大学・カタールサイエンスキャンパスでは、年間を通じて"ものづくり"の楽しさを体験できる様々なプログラムを無料で提供しています。

(取材:総務企画部広報課 藤村由紀子)

問い合わせ先

東北大学工学研究科・工学部 QSC担当
TEL:022-795-5047
Email:qsc*eng.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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