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マルチセンサ型リアルタイム患者被曝線量計を開発~X線透視被曝測定によるIVR時の放射線障害回避に期待~

 東北大学大学院医学系研究科放射線検査学分野・東北大学災害科学国際研究所災害放射線医学分野の千田浩一(ちだ こういち)教授らのグループは、医療被曝測定用マルチセンサ型リアルタイム線量計の開発(図)に成功しました。従来のものとは違い有害あるいはX線画像の邪魔になるようなセンサやケーブルを使用せず、さらにマルチセンサ型にすることで患者最大皮膚線量を確実にモニターできることが期待されます。それによって皮膚障害などの急性放射線障害が発生する前に、皮膚面へのX線照射を中断することが可能となります。本研究は、Interventional Radiology(IVR)時の放射線障害の回避に大きく貢献できることが期待されます。

 本研究の成果の一部は、平成26年9月30日、米国医学物理学会が発行するMedical Physics誌10月号(電子版)に掲載されました。

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問い合わせ先

東北大学災害科学国際研究所
災害医学研究部門 災害放射線医学分野
東北大学大学院医学系研究科
保健学専攻 放射線検査学分野
教授 千田 浩一 (ちだ こういち)
電話番号:022-717-7935(直通)
FAX番号:022-717-7944(保健学専攻放射線学科)
Eメール:chida*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

報道担当

東北大学大学院医学系研究科・医学部広報室
講師 稲田 仁(いなだ ひとし)
電話番号:022-717-7891
FAX番号:022-717-8187
Eメール:hinada*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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