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災害科学国際研究所新棟落成式を開催~グローバルに連携する研究・防災教育拠点を目指して~

東日本大震災によって歴史的・複合的大震災を経験した東北大学では、今回の経験・教訓を踏まえ、災害研究のパラダイムシフトを目指した新たな研究分野である「実践的防災学」の構築を目指し、平成24年4月に災害科学国際研究所を発足させました。
 そしてこのたび、最先端の科学技術研究をベースとした、グローバルに連携する研究・防災教育拠点としてさらなる発展を遂げるべく、各キャンパスに分散していた研究室を集約し、青葉山新キャンパスに災害科学国際研究所の新棟を建設、平成26年11月10日、現地で新棟落成式を開催いたしました。

今回建設された新棟は、鉄筋地上5階、地下1階からなり、L字型で外観的にも美しい建物で、幅10メートルの3次元ディスプレー、関東大震災、東日本大震災等の種類の異なる地震体験装置のほか、免震システム及び72時間分の非常用発電設備も備えており、地震発生時には情報発信拠点としても機能することが可能です。

文理融合型を目指して設けられた研究分野は「災害リスク研究部門」、「人間・社会対応研究部門」など7分野38部門。世界各国から集結した計100名以上の研究者が、高い志と強い危機意識のもと、日々の研究・教育活動に取り組んでいます。

(総務企画部広報課 遠藤)

落成式にて挨拶する今村文彦災害科学国際研究所長

テープカットの様子

震災遺構を再現した3D映像を体験する出席者

災害科学国際研究所新棟

問い合わせ先

総務企画部広報課
Tel:022-217-4977
E-mail:koho*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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