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福島第一原子力発電所事故後の日本木造家屋におけるγ線低減係数を実態調査により検証

東北大学大学院薬学研究科ラジオアイソトープ研究教育センターの吉田浩子講師の研究グループは、避難指示区域での実態調査により木造家屋の低減係数(住家内/外空間線量率比)の頻度分布を取得し、中央値が0.43であることを明らかにしました。この値は国際原子力機関が示す数値0.4とほぼ同じでしたが、低減係数の頻度分布は係数が大きい方に広がっており、その原因として、住家の立地条件とセメン瓦の影響の2つがあることを指摘しました。

本研究の成果の一部は、英国の科学雑誌 Scientific Reportsに、平成26年12月18日付けでオンライン掲載されました。

低減係数の概念図

問い合わせ先

東北大学大学院薬学研究科
ラジオアイソトープ研究教育センター
講師 吉田浩子
hiroko*m.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
Tel: 022-795-6797

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