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高温超伝導を担う電子の、異常な秩序状態を観測 ー超伝導機構の解明に手掛かりー

東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の高橋隆教授、谷垣勝己教授、および同大学院理学研究科の中山耕輔助教らの研究グループは、新型鉄系高温超伝導体のモデル物質である鉄セレンにおいて、超伝導を担う電子が、異常な秩序状態を形成することを初めて明らかにしました。この発見は、鉄系高温超伝導体の超伝導機構を解明する鍵になると期待されます。

本研究成果は、米国物理学会誌 Physical Review Lettersに、平成26年12月5日(米国東部時間)付けでオンライン掲載されます。

当日の様子

鉄セレンの結晶構造:左図が三次元的な構造。右は鉄原子からなる二次元伝導面を上から見た図。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

研究に関すること
高橋 隆
東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)教授
Tel:022-795-6417
E-mail:t.takahashi*arpes.phys.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

中山 耕輔
東北大学 大学院理学研究科 助教
Tel:022-795-6477
E-mail:k.nakayama*arpes.phys.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

報道担当
中道 康文
東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)広報・アウトリーチオフィス
Tel:022-217-6146
E-mail:outreach*wpi-aimr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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