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東北大学復興シンポジウム 東北大学からのメッセージ ~震災の教訓を未来に紡ぐ~を開催しました

3月15日(日)、東京エレクトロンホール宮城において、第3回国連防災世界会議のパブリック・フォーラムとして「東北大学復興シンポジウム 東北大学からのメッセージ ~震災の教訓を未来に紡ぐ~」を開催しました。

本シンポジウムでは、冒頭に潘基文国連事務総長から特別講演をいただき、「国連アカデミック・インパクト」のメンバーである東北大学の100を超える復興プロジェクトの取り組みについて、特に「災害統計グローバルセンター」設置については、新たなグローバル災害のリスク削減に向けた取り組みとして、大変期待しているとのお言葉を頂戴しました。

その後、大学全体で取り組んでいる8つの重点プロジェクトのプロジェクトリーダーを中心として、学外からハーバード大学のアンドリュー・ゴードン教授、日本IBMの橋本副会長をお迎えし、「大震災と減災対策」、「産業と暮らし」、「人と医療」という3つのテーマでパネルディスカッションが行われました。午後の部では、里見進総長による挨拶後、「未来へ紡ぐ 私からのメッセージ」と題して、災害科学国際研究所の今村文彦所長、同研究所の日野亮太教授、東北大学病院の石井正教授からそれぞれ講演が行われました。

また、シンポジウムの最後には、マーティ・キーナート総長顧問をファシリテーターに、東北大生を中心として仙台で活躍中のニホンジンプロジェクトをゲストとしてお迎えし、トークセッション「明日に向かって」が行われました。

当日は、約1,500名の方にご来場いただき、東北大学の震災復興の取り組みへの高い関心がうかがえました。

本シンポジウムの開催は、大震災を経験した総合大学として、これまでの経験と知見を国際社会と共有し、国内外での防災・減災について貢献する 重要な機会となりました。東北の復興だけでなく、日本全体が元気になり、生まれ変わってほしいという思いを込めて、これからも東北大学は、一層の努力を続けてまいります。

里見総長と潘国連事務総長

潘国連事務総長

シンポジウムの様子

マーティ・キーナート総長顧問とニホンジンプロジェクト

問い合わせ先

災害復興新生研究機構 企画推進室
TEL:022-217-5009
E-mail:skk-som*bureau.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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